外壁の塗装は、屋根の塗装と同様に建物を守るという重要な役目を担っています。
そして、一度塗れば安心というわけではありません。建物を保護する能力は雨風や紫外線・排気ガス等により徐々に低下していきますので、定期的な塗り替えが必要になります。
外壁の塗り替えは、材質や塗装(塗料)・現場の環境によっても異なりますが、およそ7年〜8年毎に行うのが一般的です。
判断するポイントとしては、チョーキング(白亜化:手で触ると粉がつく状態)、汚れ、はがれ、ふくれ、割れ、等々があります。
チョーキング | 汚れ・藻 | はがれ・ふくれ | 割れ |
---|---|---|---|
これらの症状(塗膜の異常)を放置すると、塗膜だけでなく内部の建物自体にも傷みが進行してしまいます。(こうなると修理代も高額になってしまいますので、定期的に塗り替えを行い、塗料・塗膜で建物を守る必要があります)
また、もちろん美観の面からも定期的な塗り替えをお奨めします。
下記の金額はあくまで目安です。外壁塗装・補修等に関する料金は、使用する塗料や現場の状況などにより大きく変わります。(参考価格表)
ご予算・ご希望にあわせて、お客様の立場で最適な工事内容をご提案させていただきますので、是非お気軽にご相談下さい。
※お客様の疑問や不明点が全て解消されるまで、何度でも詳しくご説明させていただきますが、当店からの強引な営業(訪問・電話など)は一切行いませんので、安心してご相談下さい。
セメント・砂・水を混ぜて練った素材(モルタル)を防水紙・ラスなどを張った下地材に塗り付け、その上から各種吹付け材や意匠性塗材を塗装した外壁。
複雑な形状にも対応できるという反面、亀裂(クラック)が発生しやすい欠点があります。その亀裂から雨水等の水分を吸収すると塗膜の膨れや捲れ、モルタルの剥落、ラスの腐食等建物に重大な欠陥を及ぼす原因になります。
モルタル壁を守るため、亀裂処理・外壁塗装等の定期的なメンテナンスが必要です。
・一般塗料価格:1,600円/m2〜
・高対候性遮熱塗料価格:2,000円/m2〜
・超対候性遮熱塗料価格:2,500円/m2〜
外壁に張る板状の外装材の総称。
素材の違いから窯業(セメント)系サイディングや金属系サイディング・樹脂系サイディングなどに分けられます。そのうち、デザインの豊富さと安価な費用が特徴の窯業(セメント)系サイディングが一般住宅の外壁には最も多く使用されています。
多くのサイディングには塗装が施されていますので当然塗替えが必要ですが、それ以上にサイディングの継目に充填されているコーキングの打ち替えが重要です。
・コーキング打ち替え価格:1,000円/m〜
・一般塗料価格:2,000円/m2〜
・高対候性遮熱塗料価格:2,500円/m2〜
・超対候性遮熱塗料価格:3,200円/m2〜
古くから日本家屋に広く使われてきた、外壁材の一つ。
杉板の表面をバーナー等で焼く事により炭化させ、耐久性・耐火性を高めています。焼杉板は年月を経ると風雨や紫外線の影響により、表面に色褪せが生じてきますので、塗替えが必要になってきます。
杉板の風合いを残しながらより高い耐久性を保つ為に、専用塗料を塗装することにより大切な外壁を末長く味わいのある外壁として守っていきます。
・木材保護塗料塗装価格:2,000円/m2〜
軽量気泡コンクリートのこと。
文字通りパネル内部の気泡によりコンクリートに比べてかなり軽量で、さらに珪石・セメント・生石灰などの無機質材料を原料に用いているため、耐火性能にも優れています。大手住宅メーカーの戸建住宅の外壁材として多く使用されています。
モルタル壁同様、仕上げ塗装の塗替えは定期的に必要です。さらにサイディング同様、ALCの継目にはコーキングが充填さてれいますが、このメンテナンスも外壁を守る上で重要な要因の一つです。
・コーキング打ち替え価格:1,500円/m〜
・一般塗料価格:1,600円/m2〜
・高対候性遮熱塗料価格:2,000円/m2〜
・超対候性遮熱塗料価格:2,500円/m2〜